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【南森町雑記】初めての北加賀屋

住之江近くの町北加賀屋にある、名村造船所跡地にクリエイティブセンター大阪といアートスペースがあります。

そこで9/19(月祝)まで、林勇気個展「君はいつだって世界の入り口を探していた」の展示が行われています。行って見てきました。見てきた様子を簡単にまとめます。

名村造船所跡地に向かう道です。北加賀屋は港湾の町なので、大きなシャッターが沢山見られます。この辺りを歩きながら、荷物用シャッターのような人間のサイズに対応していない入口を見ると「人間入るべからず」って気持ちになります。

名村造船所跡地四階から見る大阪市環境局住之江工場です。焼却場の煙突が好きです。

クリエイティブセンター大阪の二階会場を内側から撮影しました。壁面に投影する映像作品が多いので、塗装の剥げた床の質感がとても目立ちました。

二階に展示されている映像作品「Our Shadows」で特に気になったのが、氷を入れた水を飲むシーンでした。三階には、簡単な食卓を模した展示がちらほらあるのですが、そこでも(おそらく水を飲むのに使う)グラスが大量に置かれていました。

水屋箪笥などが置かれた一角だけ、床が青海波みたく盛り上がっていました。テクスチャーも砂みたいでした。試しに靴で床を擦ってみると、明らかに他の床とは違うザリザリ音がしました。

名村造船所跡地四階です。天井に対して照明が低い位置にあるのが気になりました。改めて四階の入り口扉を見てみると、「住之江現寸場」とあったので納得しました。ここでかつて職人たちが低い姿勢で現寸型板を作っていたのかと思うと嬉しくなりました。

四階会場に配置されていたソニーの「Digital Mavica」です。標準画素モードで最大40枚保存可能だったそうです。写ルンですと大差ないですね。